お誂え染のご紹介 〜テーブルセンター・コースター〜の記事全文
2013年04月08日
お誂え染のご紹介 〜テーブルセンター・コースター〜
深川市の「倉本道新販売店」様の株式会社創立50周年を記念した「テーブルセンター」2種類と「コースター」をお作りしました。染め物でお得意先様への感謝をお伝えしたいというお話でしたので、近藤染工場のオリジナル風呂敷にあった、日本で古くからおめでたい柄として重用されている「宝づくし」の柄を使いました。
一つひとつの模様に意味がこめられていて、「テーブルセンターを差し上げるお客様にも幸せが訪れてほしい」という倉本社長さんの想いをこめる形でお作りしました。
50周年おめでとうございます。
(使用生地:スラブ、テーブルセンター:紺、コースター:紺・紫・赤)
「宝づくし」
◦宝珠(願いがかなう珠)
◦分銅(金の重さを量る)
◦宝鑰(宝蔵の鍵)
◦打出の小槌(振ると欲しいものが何でも出る)
◦熨斗(熨斗鮑〈のしあわび〉の略。アワビの肉を桂むきにして薄くのし、紅白の紙を折って挟んで水引で結び、めでたいときの贈答品につける)
◦珊瑚(宝石に加工された)
◦巻物(知識や知恵をさずかる)
◦瓢箪(三拍〈三瓢〉子揃って縁起が良い、無病〈六瓢〉息災)
◦丁子(香辛料のクローブの日本名、健康を守る)
◦米俵(福俵とも呼ばれ、縁起がよいとされる)
◦金嚢(お金やお守りなどを入れる袋)
◦勾玉(魔よけの装身具)
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