橋散策 の記事全文
2017年4月20日
橋散策
先日より旭川信金本店様のウィンドウに刷毛引き本染めタペストリーを展示しています。
今回は「橋散策」と題して、「旭橋」「神居大橋」「神楽橋」の切り絵を染め物にしました。切り絵は、旭川在住の切り絵作家「阿部俊行さん」によるものです。
ほかの建物で以前タペストリーを制作した時には、写真の加工ソフトを使用して型を作ったこともあります。その時も写実的で美しい仕上がりになりましたが、今回阿部さんの手によって生み出された切り絵の線は味わいがあり、温かみが感じられます。
旭橋は旭川のシンボル的存在ですが、同じ工法で作られた橋が他に3つ存在するそうですね。工法上橋脚・基礎の構造が簡素で、アーチ部分の優雅な曲線が後ろにそびえる大雪山連邦とよく合っていると思います。